非モテの生態解明

【3/3】非モテの俺が街コンに行く時の心構えを考える。~今日も迷う。鏡の前で

前回前々回のお話し。
非モテの私は彼女が欲しい→街コンに行こうというフツーならば何も起こりようがないただの日常動作にも手一杯。

全会一致でないと可決されない脳内会議が開催されてしまいます。

長い長い会議ののち、やっと街コンに申し込んだ非モテの私。
やっとひと段落。とはいきません

今度はスカイツリーのように高くそびえたつ自意識が私の視界を奪います。

非モテの俺が現地妻を作ろうなんて。恐れ多い!

そんな自意識に気づいた街コンへの申し込みでした。

非モテの自意識に喝!

現地妻は、マズいよな......。


「そもそも、33年近く地元妻もいないくせに『現地妻が出来たらどうしよう』なんて。どっちでもいいから妻を作ってから悩みなさい!

しかし、街コンで話す上で割とある話なんだよなぁ。
確かにあり得るが、行く前からやれ現地妻はマズいだの別れがつらいなんて......。笑止千万

非モテは今日もシャドーボクシング

そう、ちゃんと素面になって考えてみると恐ろしく滑稽な話なんですよね。
恋愛をやっていて付き合う前からナーバスになっちゃうってのは割とあるかもしれません。
ですが、私の場合は出会いに行く前に「ああでもない。こうでもない」と一人で勝手に悩んでいるわけなのですから。

まるでシャドーボクシングをしているみたいだな。
シャドーボクサー 非モテ
→自らの高すぎる自意識と日夜殴り合う

人知れず自分を痛めつける自意識

あるのかもわからないシミュレーションでナーバスになる時は、お前の中の非モテシャドーボクサーが戦っている証拠だ!

そんなときは先ずは自意識と戦う自分に気づいてあげたいですね。

あっ、俺今ありもしないシミュレーションでナーバスになっている。

知らずにナーバスになって、シャドーボクサーがボコボコになる前に「はっ」と気づいてあげる感じに。
まずはゴングを鳴らして、そのボコボコの顔をタオルで冷やしてあげよう。

自分のセコンドは自分自身だけだ!

まとめ~街コンに行くまでで3話作れる非モテの自意識

出張先の名古屋にて美人をたくさん見かけ、街コンに行こうにも自意識との葛藤をする非モテのお話しでした。

ここでそんな美人を仲良くなれるわけがない!

そもそも現地妻以前のお話しですね。
非モテを通じて積み重ねた自己肯定感の低さとにいつかは帰るという先の無さによりナーバスになった瞬間です。

そもそも、2月の時点ですでに3か月くらいは名古屋にいるわけで、美人を見るなんてシチュエーションは山ほど経験しています。
つまりこの葛藤と何もしないのループをすでに3か月もやっていたということ。

俺の中の脳内野党が審議拒否をしていたもので......。

そして、高すぎる自意識。
自分は仮に名古屋で女性と仲良くなったとして、いつか帰ってしまうわけだ。

俺はそんな女性に何をしてあげられるのだろうか!?

いつも自分自身に高すぎる期待をしている訳なのです。

俺の脳内では自分は超人にでもなっているのかもしれませんね。

でもそんな私自身は言うまでもなくただの人です。
脳内の徹底追及を受けたり、超人でもないのに戦い続けているとシャドーボクシングなのに顔面はボコボコになります。

ボコボコなのはもちろん自分自身です。
ノックアウトされる前に気づいてあげたいものです。


今回のお話しは俺で終わりです。
最後まで読んでくれてありがとう。

  • この記事を書いた人

りょうた”元”塾長

「元」非モテの塾長。30年を超える非モテ人生の果てに現在の彼女と出会い、当たり前な幸福を手に入れる。自身の非モテ人生によって培われた感性で恋愛について雑多に語る文筆家。

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