非モテの生態解明

非モテの俺が実際にナンパしたときの心理とは?(3/6)~高いハードルばかりで頭の中は暴走列車

恋愛において、最もスキル不足が指摘される人々。
それが非モテ

モテたいなんて夢にも思っていない。
だけどたった一人のためにすらもモテるというモノは必要なのだろうか?

そんな非モテモテの象徴といえるナンパに手を出すのはどうしてだろうか。

今回のシリーズは実際にナンパをした当時の私自身の気持ちを振り返りのお話しです。

悪魔のようなプレッシャーから逃げる為にナンパを決意した非モテ!

30までに彼女を作るにはナンパしかない

そんな必死のスタートダッシュをあざ笑うかのようにハードルはスタート前から存在していた。

非モテの俺が意を決してナンパを試みた!(前編)~不安の第一歩
非モテの俺が意を決してナンパを試みた!(後半)~心ここにあらずの僕が辿る結末は⁉
今回からの記事はこの二つの記事の前日談や、途中の心の内、後日談となっています。
上の記事のネタバレになりますのでご注意を。

シングルタスクの俺には会話の設計図が必要

ナンパの界隈には会話ルーティンなるものが存在するらしい。

恐らく、こういう時こう言えこうしろ集だとは思う。

正直あまり読み込んでないし、どういうモノかはほかのブログさんを当たってくれ。

そんな便利そうなマニュアルがあるのは分かっていたが、俺はそもそも人と話すときに言わなきゃいけないことをいうのがすごく苦手なのだ。
頭がシングルタスクの私は、会話中は流れに合わせるのに必死
話の方向性がある程度定まっている通常会話ならともかく、知らない人との会話は極めて必死流れに食いついていく必要があります。(それだけで頭のメモリの多くを占めてしまいます。)

 

 

 

会話というモノを列車に例えるならば、通常会話はすでにあるレールをうまく修正しながらの会話になりますが、ナンパというモノはそうもいきません。

ナンパは会話が読めない。それは暴走列車のように

相手に対しての事前情報が無いので、さっき見たばかりの見た目や話し方という最新情報を設計図にレールを引くようなイメージになります。

そしてその行き当たりばったりの設計図すぐに仕様変更書き直しされるので、現場で会話している私はその都度振り回されます

通常の会話ではすでにできてるレールを走るのですが、知らない人との会話はそうはいきません。
しょっちゅう仕様が変わる設計図のおかげで会話のレールはガッタガタです。
ナンパ非モテ列車はガタガタの会話レールの上を蛇行して走ります。

 

おかげで中の乗員は乗り物酔いです。

ですが、この暴走列車非モテは列車故に安全運航の義務があります。
会話を脱線させるような事故はもってのほかです。


せっかく足を止めてくれた人つまらない会話という事故に巻き込んだら大変。

さて、ナンパをする前から非モテの気分は最悪です。
それこそ乗り物酔いのように。

やはりナンパに出るまでに一記事分の葛藤が生まれる。それが非モテ。

非モテがナンパを始めるには、高い高いハードルがある。

前回の記事では「次回ナンパの大海に繰り出します!」と大見えを切りましたが、全くそうもいかないのが僕ら非モテです。

そもそもナンパにて誰かに話しかけたり、足を止めさせたりもしていないにもかかわらず、足を止めることへの罪悪感や、足を止めたその後の会話を考えて頭の中が右往左往

やる前から考えすぎでナンセンスだ!

皆さんの心痛いご指摘が聞こえてきたような気がします。
ですが、これが非モテです。

高々ナンパに出る
たったそれだけで、脳内に列車が走る。
そんな非モテの姿を次回もお伝えしたいと思います。
次回はさんざん右往左往した非モテがついにナンパに繰り出します。


最後まで読んでくれてありがとう。

  • この記事を書いた人

りょうた”元”塾長

「元」非モテの塾長。30年を超える非モテ人生の果てに現在の彼女と出会い、当たり前な幸福を手に入れる。自身の非モテ人生によって培われた感性で恋愛について雑多に語る文筆家。

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