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気になる人からの映画の誘い。非モテの思考パターン3選

明日わたしと一緒に映画を観に行きませんか?

 

気になる人からの気になる一言

とある20代後半会社員男性からのお悩み相談です。

彼には気になっている女性が居た。勤め先に。

いつ見ても愛嬌たっぷり、ニュースやエンタメ、アウトドアからサブカルまでどんな話題にも花を咲かせる彼女は嫌でも目をひいてしまう魅力があった。

だからそんな彼女と最近流行りの映画の話題に華が咲くのは当然のことだろう。

そんな日常風景

「この映画面白そうだよね!
じゃあ明日観に行きましょうよ!」

眩い光と共に彼の日常は真っ白に。



舵取りを失った彼。
咄嗟に出た声はこれだ。



えっと、明日は予定があって!

自ら動かないばかりか、誘いすらも

にわかちゃん
ええっ!もったいなさすぎですよ!



非モテのくせになんて贅沢な!

 



皆さま一同同じ感想をお抱きでしょう。
気になっている女性自らの誘いです。

普通なんとしても男からデートに誘わないといけないのに、女性自ら誘われる
道端に落ちてる金スルーするのと同じくらいの愚行ですよね。


きっと憤りすら感じるでしょう。
非モテというモノは本当に行動しない
コレはもはやだ!と言うくらい。



だけど、今回ばかりはその矛お納めください
こんな愚かな非モテにも一分くらいの訳があるのだから。


モテる人モテない人も、モテたい人ご清聴ください。
気になる女性からの映画の誘い、断ってしまう非モテの心のうちを。

 

遺産分与=女性からの誘い

まず非モテにとっての常識。



女性から誘われるなんてあり得ない



どれくらいありえないことなのかと言うと、たまたま助けた爺さん資産家で、遺産生前分与したいと言われるくらいのあり得ない話だと思ってます。



そんなあり得ない話得体が知らなすぎて本能的警戒しますよね。

にわかちゃん
ん?…………。本能的!


非モテにとって女性からのデートの誘い資産家から生前分与されるのと同じくらいのあやしい話なのです。

もちろん相手の女性にそんなあやしい印象なんてもってません
だけど非モテというのは人からの片務的な施しを受けることとは縁のない人生を送ってきたために、たかだか映画の誘いというモノすらも異質と捉えてしまいます。


後は急に異物を取り込んだ人間の反応、つまりくしゃみをするように拒否してしまうワケなのです。

 

頑張ろうとしすぎる非モテ

なんせのある相手です。
どうしたら振り向いてもらえるのか
非モテはそのズレた感覚と、乏しい経験則フル活動させながら考えます。

映画観るだけなら良い。

どこかに良い店はないか?


あの娘は何が好きだったっけ?


そもそもどんな話をすれば良いのか?


もうそんなもの明日までには纏まりきりません



それ故の延期。
永遠の延期。

 

ネガティブな情報ほど簡単に拾えるSNS



今はSNSやらを通じて簡単モテるためのテクニック見つかります。
これ自体は素晴らしいモノですが、負の一面として見なくても良いようなネガティブなコンテンツまでも観てしまうというものがあります。



デートの時〜な男はダメだ!
デートの時女は××を考えてるから〇〇をしてる時点で女性の笑顔の裏でその男はもう損切りされてる。
この前のデートでこんな冴えないデートをしてきた男が居た。気持ち悪い。

等々。

 

 

 

非モテネガティブ方向への自意識が高いので、コレらのマイナスな情報全て自分に当てはまると思ってしまいます。

それ故に

デート完璧こなさなきゃ!
でもそんな準備半日じゃできない


という思考パターンハマってしまいます。

だいたいネットで書かれるようなネガティブな非モテエピソードわたしに言わせれば非モテではなく、ただソーシャルスキルが乏しい男がやらかしたことか、男女問わず自分のモテを際立たせるための非モテエピソードだったか、そんなものです。


非モテというのはどのような形であれ恋愛で悩んでる男女のことなので、ここで言われてる話は非モテには該当しません

少し話はそれましたが、非モテ特有ネガティブな自意識デートに余分なプレッシャーをかけてしまった故の映画断りなんです。

実は本当にただの映画の誘いだったらどうしよう?邪推する非モテ

 

こんな架空のデートプランでシャドウボクシングばかりしてる非モテですが、そもそもデートという前提はいかがなものでしょうか?

そもそもデートだと思ってるのは自分だけなのかもしれない!


本当に気になってる女性からしたら映画を観たいだけなのかも知らないのだ。



映画の後、「この後ご飯でも行きません?」とか言ったら「えっ、どうしてですか?」とか返ってきた日にはもう目が当てられません。

もっとひどい場合「このあとちょっと人と会うんで」とか言われてそそくさと立ち去られた日にはもう週明けの会社には行きたくなくなります

オマケにそのちょっと会う人が会社の同僚だとしたら。
仕事と関係ないところでストレートに比較して限らない敗北感に苛まれるでしょう。

 

その人とはそういう関係じゃないんで全然遊びに行きたい!」




この、少し誇張して書いてますがけっこう居るのではないでしょうか?
全く気がないから逆に遊びに誘えるという方って。



コレは件のその人(つまり男も)ただの友達として見てる場合ならともかく、普通の男からすると完全に恋愛対象外と見做されているワケなので、としては気のある女性にやられるともう振られたようなものです。


このパターンはただの同僚から、少し親密になる手がかりをえたと思ったところに実はむしろ真逆だった、ということになり非モテのメンタルに重大なダメージを与えるでしょう。


気になる女性からの誘いを断ってしまう理由

 


いかがでしたでしょうか?

非モテ気になってる女性からの誘いを咄嗟に断ってしまう理由3選でした。



びびる非モテ


まずは非モテにとって珍事すぎて怪しさを感じてしまう。

悪気は無いんです。
別に騙されるのでは?とかいう猜疑心があるワケではありません


ただ急に来る都合の良い話びっくりしすぎてしまうのです。



頑張りすぎる非モテ


次に頑張ろうとしすぎてしまい、期間を延長してしまう。

SNS時代の昨今。
非モテの自覚がある男にとってデート間隔が3mほどしかないハードル走みたいなものです。
普通の人はせいぜい8m間隔にしかないハードルが、非モテSNSから入ってくるデートの常識を拾いすぎて、勝手に増えていってしまいます。



それでも勝手に高まっていく非モテの中の悪しき非モテ像は、ハードルの設置やめません。

そしてそんなコース最初から走りたくなくなってしまいます。



邪推する非モテ



そして邪推
そもそも本当にただ映画を観たくて誘ってるだけだったら?
浮かれてデートの準備をしてしまう非モテ1人相撲

 



浮かれた分、全くの恋愛対象外だったことがわかった瞬間の転落感は計り知れません。

それ故の心の守り方です。
非モテというのは毎日感じなくて良い劣等感に苛まれてます。それ故に常に心のヒットポイントはレッドゾーン
だからこんなにも下手なタイミングで守りに入ってしまうんです。


どうでしょう?
普通の人から見れば不可解非モテの行動

少し共感してもらえると嬉しいです!


  • この記事を書いた人

りょうた”元”塾長

「元」非モテの塾長。30年を超える非モテ人生の果てに現在の彼女と出会い、当たり前な幸福を手に入れる。自身の非モテ人生によって培われた感性で恋愛について雑多に語る文筆家。

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