キラキラするためには努力!
モテるために1人でも高級レストランに行くというとても意識の高い話を聞いた。

私は非モテなのでそういうお店に行っても味がわからない。
雰囲気が口に合わないのだ。
高級ホテル
海外旅行
素敵なディナー
モテる努力というものはどうにも口に合わない。子供の頃に振舞われた高級お菓子のそれじゃない感に近いものがある。

高級レストランなんて行こうものなら、まずしょうもない話ができない。
高級ホテルでどんな上品な会話をするのかわからない。
あと何よりも笑うと声が響くから会話の内容も気をつけないといけない。
もう想像するだけで、非モテのシングルタスク脳のタスクマネージャーは悲鳴をあげてる。
爆誕!キラキラ系非モテ!
私はいやしくもネット界で何かしらの成功を目論む人間だ。細々でもブログを続けてるくらいなので。
だから一応はネット界の成功者、例えばインフルエンサーらのセルフブランディングを勉強はしている。

冒頭に挙げた高級レストランや海外旅行なんかはまさにそうだ。
私はイマジンした。
非モテのための赤坂…。
非モテが連れる、極上の美女…。
非モテの夜、東京の夜景…。
的な私の姿を。
イマジンだけでどっと力が抜けるのがわかった。
私の心の風船はどうにも穴が多く、虚勢という空気を吹き込んでもすぐに漏れていってしまう。
キラキラという心臓破りの急坂生活

キラキラするのって想像しただけでしんどい!

キラキラするには自分の色んな面をキラキラさせないといつかそんな化けの皮ははがれるからだ。
だからだ、
日常的にオシャレなカフェに行ってインスタに上げたり、口にする話題も上品なものにしないといけない。
決してラーメンうめーとかハイボールうめーとかそんな三大欲求丸出しな話題や生活を送ることは許されない!

キラキラのあまり身動きできない
余談だが私非モテは飯に金をかけるのは厭わない。
鰻は特上派だしBBQにはいつだって和牛のステーキを丸かじりしたい人だ。

だけど今想像してきたようなキラキラ生活というのは十二単みたいなものだ。

キラキラを意識しすぎて十二単を常着にしたりしてないでしょうか?
普通に気持ちが安らぐ空間というのはキラキラほどはお金を払わなくても手に入る。
そう思うのは私だけではないと思う今日この頃だった。