非モテの生態解明

非モテのくせにホワイトデーのプレゼントについて考えてみる(2/3)~重い思いとプライドはいつも彼の目を曇らせる

ホワイトデーやらバレンタインやらプレゼントが多くて大変ですよね。


まあもちろん、非モテの私には送る人なんかいませんけど!

 

 

さて前回は、非モテ相手への重いがこもったホワイトチョコレート非モテスペシャルが爆誕してしまったというお話をお伝えしました。

非モテスペシャルはやり過ぎですが、非モテ特有こだわり過ぎ失敗は割とある話です。

今回は非モテ特有の失敗手作りツッコミを入れていこうと思います。

イメージが悪い手作り

まず一般論としてプレゼントにおいて、アクセサリーとか下着とか手作りはダメとされている。

これはどこのモテブログでも語られていることだ。
特に手作りに関してはものすごくイメージが悪い

しかし本当に手作りはダメなのか?手作りはダサいのか?
手作りの名誉挽回のため、まず前回の失敗作についてツッコミを入れていきたい。

プライドのあまりこだわる

非モテ手作りで失敗してしまうのは、まず第一に凝り過ぎがあります。

私もカレーを作るときはやたらにスパイスを入れて辛くしすぎたり、隠し味のチョコレートを入れすぎたり....。

出汁に凝り過ぎてもはやくっさい鍋を作ったり....。

上記は大袈裟な例ですが、非モテ例えば私なんかはプライドが高いので自分ができるフィールドなら誰にも出来ないことをやってやろうと思ってしまいます。

モテる人なら相手に喜んでもらうことが経験や感覚当たりまえのようにわかりますが、非モテは違います。

非モテというのはモテる人が感覚的に理解していることが、感覚ではわからないことが多いのです。

私なんかは料理は好きなので、自分のことは(プチ)料理の鉄人と思ってる節が心の奥底にあります。
だから妙にプライドが高いです。

そんな時に手作り料理をふるまうチャンスが巡ってきます。

そうすると、自分のすごいところを見せてやりたい...。
そもそもホワイトデーはそんなチャンスではありませんが、そんな気持ちになってしまいます。

その時非モテ無敵のロボットに乗った主人公のような気持ちになります。
このプライドから生み出された無敵感が、客観性を大きく損なわせ凝り過ぎた料理にツッコミを入れることを不可能にしてしまいます。

普通:渡して喜んでもらう 非モテ:作って終わり

そしてさらにやってしまう失敗。
それがこのような雑なラッピングだ。

そもそも口に入れるものなんだから、こういうところが雑だと一気に食べる気がなくなってしまうことは想像にたやすいでしょう。

そうなんです。
上記の通りこういう時に冷静になれない非モテ気が付きません口に入れるものなのだから外見が悪い食欲が湧きません
モノがどれだけ凝ってておいしくても、食欲が湧かなければ食べてもおいしくありません

しかし、そんなこと非モテだって知っています。
知っててもやってしまう。そんな悲しい性を背負うのが非モテです。

相手へのつもり積もった重い
そして非モテ本人プライド

そんな思いとプライドの結晶を集めて煮詰めて作った非モテスペシャル。
出来たときにはもう非モテの気持ちはある意味ゴールインです。

普通の人にとってはプレゼントを作って喜んでもらうのがゴールですが、非モテにとっては非モテの重いがつのったプレゼントを渡すところでゴールです。

それゆえラッピングまで気が回りません
出来たところでもはやいっぱいいっぱいなんです。

そんなダメダメな非モテらしさを大切にしていく

と、以上のように非モテの失敗手作りについて、少し辛辣なツッコミを入れてまいりました。

しかし、当ブログの本意非モテ厳しいことを言って現実に突き落とすことではありません
こういう非モテらしさ大切にしながら非モテ恋愛を楽しむ応援をすることです。

凝ってしまう非モテらしさを、ほんの少しベクトルをずらしてあげて、喜ばしいものを作っていくことが非モテhackです。

だから次回はそんな危うい手作りを、そんな非モテの凝り性を生かした素晴らしいプレゼントが出来ないものか考えていこうと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

  • この記事を書いた人

りょうた”元”塾長

「元」非モテの塾長。30年を超える非モテ人生の果てに現在の彼女と出会い、当たり前な幸福を手に入れる。自身の非モテ人生によって培われた感性で恋愛について雑多に語る文筆家。

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