非モテ諸君
前回はこの35年間彼女ができた事ない素人童◯の私でも1週間彼女が作れたマッチングアプリの写真基本5選をお送りした。
だが凝った写真には凝った紹介文が必要だ
これがあることでより我々非モテの魅力を女性に伝えることができる。
今回はそんな紹介文の作り方の基本を6つ紹介しようと思う。
目次
⓪非モテが実際に使った紹介文の解説
まずは私が実際に使った紹介文を紹介して、表現の意図について説明しようと思う。
まずは設計思想としてインテリ気味な女性とどうでもいい小難しい話をしながら酒を飲みたいという目標があるので、一発目に酒について書いています。

プール一杯のビールというのは基本はギャグなのだが、村上春樹っぽい表現をしているのでそこに食い付いてくれると目標に大きく近づきます。
ここでは哲学的な話が好きであることを伝えるのが目的。
哲学的な人が素で哲学好きですなんていう人に哲学を感じないので「酒好き」の紹介の中で「哲学」を入れることで自然な表現にしている。
次に書くのはこういう非モテHackみたいな活動をしていること。
まず全体的に文章のレベルがマッチングアプリにしては高いので、実際文章書く活動をしていることとセットにして伝えることで妙にプロっぽい表現についての自然な説明になるのと同時に早々にブログの活動をやっていることを伝えることも出来ます。

読み手としては臭い文章→ブログ、、、となるよりは先に書かれた臭い文章で回れ右をしてしまうことが予想できます。
順番を入れ替えるとブログ→文章活動してる人なんだな→やっぱり文章上手い
となるように思えました。
趣味のくだりを読ませながら恋愛観を伝える
アウトドアのくだりはアウトドア好きである事の紹介、なのだけどそれよりも大事なのが恋愛観を比喩を交えて語ることだ。
そのアウトドアの比喩から話題を転じて私の恋愛観を書いています。恋愛って別れちゃうと何も残らないんです。テントと同じ。でも都会に戻ってからもあの時のテントの低い天井を思い出すんです。付き合った時の回想をするのと同じように。
何回も書いてるが、この恋愛観をもろに紹介文に書いても普通に滑るのでさらっと比喩で書いておくことで、今後この話題になった時に上のような話を引き出しにすることができるってことだ。
スポーツや仕事も笑いを混ぜて
スポーツのところは高校の頃のエピソードトークを入れて笑いをとるために入れてます。
仕事のところは職バレしたくないので黒塗りしてますが、酒をこれでもかと推してます。

性格のところは割とこれを書いてる女性が多いので性格がなんとなく伝わるのと最後にオチのギャグに持っていくために入れてます。
酒好き、哲学的、ブログ、恋愛観、運動嫌いからラグビーを始めたこと、仕事、性格。

マッチングアプリの人からりょうたという一個人になるパーソナルな要素だからだ
もちろんマッチング段階で全て知ってもらうなんてことはできないけれど、最初期の段階でタネは撒けるだけ撒いておくのが今後関係を進める時に必要になると信じながら
①マッチングしたい相手の属性とその人が見てどのように思うのか?を基本設計とする。
これはどんなモノづくりでもそうなのだがまずはどのようにしたいのかを決めるのが一番大切。

私としては割と真面目な部分を知ってもらいたいところですが、真面目一辺倒になると写真でイメージされたセンスがあって面白そうという印象が悪くなるので各所に笑いを配置します。
「この人は面白そうだけどあえて笑いを取りにいっている人。」
という印象を持たせることを目的にしています。
マッチングしたい相手はインテリな女性で、インテリな女性が読んで感心するような哲学的な内容や比喩を入れて、ちゃんと読んでもらえるように適宜笑いを入れていく。
という基本設計をしてから文章を組み合わせていくと読んでほしい人に読まれる文章が出来上がります。
②面白い文章のコツ〜エピソードトークを入れる
とはいえそうそう面白い紹介文なんて書けないと思うので笑いを取れる紹介文のコツを一つ。
まずはエピソードトークだ。

工夫したところとしては、文章の流れと文章の量だ。
私はとにかく運動音痴のせいでスポーツが嫌いなので高校でわざわざスポーツなんてやる気は一切なかった。
だが母親に「スポーツしないなら飯のおかわりは厳禁」だと言われたことをきっかけに渋々部活を探すことにして、野球、サッカー、テニス、バスケ、剣道は初心者はもう無理だし卓球は最悪に苦手だし水泳は裸を見られるのが嫌だったのでラグビー部と柔道部の2択でラグビー部に入った。
マッチングアプリの限られた文字数の中でさっきの文章は長すぎるので、子供の頃は運動嫌いで高校で母親による飯制限でラグビー始める、という文言に収めた。

だからぶくぶく太って母親から食事制限されたんだろうなと想像がつくだろうし、あえて文字数を絞ったことにより今後の会話の中で詳しくエピソードトークを補完する余地が生まれるのだ。
エピソードを持っていないのではなくて使えていない
でも多くの非モテはこう言うだろう。
エピソードトークなんて持ってない。
こんな面白い話なんて持ってない。
と。
それは大いにわかる。
私もはっきり言って数年前まではそう思っていた。
だが、読んでわかるようにラグビー部の話は高校の頃の話だ。
最近の話ではない。

このエピソード自体はエピソードトークとして使っている今はもちろん、持ってなかったと思ってた数年前よりは昔の話だ

筆者がせっかく持っていたエピソードをエピソードトークとして使えなかった理由は長くなるので別の機会で話たいと思うが、エピソードトークなんて持っていないなんてことはなくて実際は使えない、使っていないというだけなのだ。
③面白い文章のコツ〜普通の話は表現で差をつけろ
とは言えどう頑張ってもエピソードトークには限りがあるし、文章で表現するのも難しいし、何ならマッチング後の会話で使いたいので紹介文の大半は普通の話になる。

だがここも普通に書いてはモテ男に一矢報いることはできない。
書く内容はなんでもいいが、そのままの表現はモテ男でも出来るのでボケと比喩をふんだんに使うようにしよう。
例えば
誤)お酒大好きです
正)酒は水
→ガチの酒飲みは本当に上手い日本酒は水だと錯覚してしまいます。
酒を飲む人が好きな私はここにあるあるを感じてもらうためこんな表現を使ってます。
また、そんなに飲まない人にとっても何となくはめちゃくちゃ飲む人なんだなというニュアンスが伝わります。
誤)キャンプが大好きです。自然の中でまったりする瞬間は最高です
正) キャンプ好きです。
テントの薄い生地の向こうを想像してください。
幾千の虫やケモノの息づく声が聞こえてきます。
僕らは自然の中にテントで間借りしてることが実感できます。
→自然の中でまったりする瞬間が最高なのは誰でもわかる。アウトドアが好きな人ならば当然だ。
そこをもっと踏み込んで実際に自然の中でまったりしている時の気持ちを描写することで読んでいる人にも同じ情景を想像させましょう。
可能ならギャグを盛り込む
他にも水泳が好きな酒飲みならば「一面ウィスキーな25Mプール。種目は自由型。競争相手求む」こういう明らかなギャグもセンスが伝わるので良い。
もちろんキワモノすぎる表現はダメだが、大事なことはちゃんと読める人が読めば真面目な紹介文になってることだと思う。

だからこそ捻りのない普通の文章では差なんてつけることはできないのだ
こういう文章を考えることは難しいとは思いますが、苦手な非モテはこのブログから表現をパクること。
実際私はブログで使ったような表現をこういうプロフやメッセに盛り込むことは沢山あるのでこのブログはプロフを書くための無料の教材だと思うようにしよう。
④選択項目は盛る〜クソ真面目と書いて非モテと読む
非モテというものは無駄にクソ真面目なところがあるのでこういう項目を馬鹿正直に書いてしまう恐れがあります。
実際私もそうですし。

マッチングアプリの場合なら毎日勝手に向こうからいいねが来ます。
大量に来る申し込みの中から一人の男性を選ばないといけません。
そんな中で、選択項目にあるような項目は非常に効率的に申し込みをフィルタリングすることができます。
就職で企業が大学名でフィルタリングするのと同じです。
別に年収や身長を重視していない女性でも選択項目でフィルタリングすることが合理的なのです。
だから選択項目は盛るべきです。特にマッチングアプリの年収選択欄は
1. 200〜400万
2. 400〜600万
3. 600〜800万
のような区分で分かれています。
仮に自身の年収が500万ちょっとだった場合、非モテはクソ真面目なので2.を選択しますがこういう時は額面に残業代を乗せて四五五入したものを入れるようにしましょう。
毎月がっつり5万円くらい残業してるってことにして+60万、四捨五入すれば合計600万になるので3.が選択出来ます。


年収項目に(手取り)とは一言も書いてないのだから。
⑤マッチングアプリに登録する前に使う写真や文章は作っておく〜まさか登録してから写真を撮ったりしてないよね
特にPairsは登録後数日はボーナスタイムということで足跡が集まる。このタイミングでブーストを課金しまくっていいねを集めないと大損をこきます。
せっかくのチャンスタイムなのにこれからプロフを考えるのでは遅いです。
見られるタイミングで真っ白なプロフではお先は真っ暗です。
⑥コミュニティなどの入り方〜効果は「趣味が合いそう!」だけじゃない
お酒すき、居酒屋好き、ビール好き、ハイボール好き
みたいに趣味や嗜好がタグづけされる機能がマッチングアプリにはあります。
Pairsではコミュニティ、タップルではデートプランや趣味タグ、Omiaiではカードというのような呼び名の機能です。
これについては言うまでもなくそれなりに数入った方が良いです。
上記に挙げたようなコミュニティはお酒関係ですが、相手も同じコミュニティに入っていれば共通のコミュニティとして表示されるので何も設定しないよりは自分と趣味の合う相手とマッチングしやすくはなります。
また、似たようなコミュニティの場合、自分が重点的に探したい性質のものかつある程度人数があるものに複数入った方がいいです。
上記の場合はお酒好きに対してのビール好きやハイボール好きです。
コミュニティは自分の属性を分かりやすくするカードみたいなもの
また、私の場合は体型がデブと言うものもありパワー系の男子が好きな女性とのマッチングを狙いたい気持ちがあります。
体格が良い、ラグビー観戦好き、ラグビー部、アメフト好き、アメフト経験者、WordPressブログ、文章書き
と言うことでのこのコミュニティ。
特にPairsではコミュニティからの検索ができるのでこれらのコミュニティに入っておくことで狙っている女性からの流入の間口が増えることもあるかもしれません。

特に似たような名前のコミュニティがPairsには多く存在します。
例)カメラ好き、カメラが大好き、撮影するのが好き、写真好き
ある程度複数入る分にはプロフが見辛くはなりにくいのですが、似たようなコミュニティ全て入るのは考えものです。
その際に似たようなコミュニティのどっちに入ったほうが良いかの指針としてはまずは人数が多いものが挙げられます。
当然ですね。人数が多い方が見られる可能性が上がるわけなので。

コミュニティの大切な効果は流入の間口よりもキャラクター設定の補完です。
コミュニティ人数が少なくてもキャラ設定の補完として入った方が良いコミュニティもちゃんとあります。

当然女性は少ないですが、いうまでもなくこれは私というキャラクター性のラベリングのために効果的ということですね
プロフ文で紹介しきれない項目の補足という意味合いがあります。
私なんかは文章が上手い人なので、それがわざわざプロフ文にまでWordPressブログ書いてます、などと書くと粋じゃなくなります。
そもそもWordPressなんて知ってる人にしか分かりませんし。
アニメのコミュニティばかり入ると見ずらい上、話が盛り上がったことがない
そして最後に注意しておきたいこととしてはアニメ系のコミュニティは話が膨らむものに入るようにしましょう。
鬼滅の刃が流行っているから、推しの子が流行っているからと流行のアニメばかり入れまくってしまうとどっちらかったコミュニティ一覧になってしまうからです。
アニメ以外も同じ。結構この手の流行系のアニメのコミュニティに入りまくっている女性もよく見るのでコミュニティが被っていることによる足跡効果もあるにはあります。
だけどこれには落とし穴があります。

特にメッセとか全く親密じゃない段階のコミュニケーションだとアニメ系ではとにかく浅い話しかできないし、真面目に語ると超長文になったあげく「そーなんですねー」の返事しか来なくて会話が速攻で息切れしてしまいます。
非モテにはオタク気質な人間が多いのでごく自然にマニアックな会話をしてしまい、向こうと会話が合わなくなってしまう、こんなことがよく起こります。
そんなことになるくらいなら女性が見たときに見やすいようコミュニティを整理した方が良いでしょう。
アニメコミュニティの例外
そんなアニメ系コミュニティだけどアプリ内での会話に役に立ったものがあります。
それがH×Hとジョジョ
まずジョジョ語はネットスラングになるくらい日常語との親和性が高いです。
酒!飲まずにはいられない!
とかメッセの段階でジョジョネタの話をした上で飲みに誘った後とか使うとウケが取れます。
また、H×Hも会話の掴みで念能力なら何系か?みたいな質問をしたり、そこからの念能力性格診断も女性はなんだかんだで占い好きなので会話のつかみになりやすいです。
以上、非モテによる非モテのためのマッチングアプリプロフの作り方講座でした。