私は常に思う。
非モテを炙り出すにはフットサル大会を開けば良いと。
私非モテは運動神経音痴である。

誰でもできると喧伝される競技である卓球をやるとボールは相手コートには返らないし、なんなら普通に歩いていても何もないところで転んだり足を挫いたりは日常茶飯事だ。
そんな私の少年時代の話です。
サッカーと言うありふれた球技

答えはサッカーでしょう。
ボールさえあればできる気軽さとシンプルなルールで世界で一番浸透している競技はサッカーで異論は無いでしょう。

ボールは友達!になれなかった私
そんなサッカーと私のお話。
大人になってからは自分の行動を自分の意思で決めることができる。
だからサッカーがやりたくない大人はサッカーに近づかなければ良いと言えるでしょう。

体育の時間という運動音痴を強制的に見世物小屋に収容する恐怖の時間が週に3回もあるのです。
そんなこんながあり、私はスポーツ、特に球技をやるのが嫌いでした。
いやむしろボールの方も私のことが嫌いだったと思います。
その証拠にリフティングをすれば2回目でボールの方から私を避けていくし、ドリブルをすれば最初の一歩で明後日の方向にボールは家出してしまい戻ってきません。
運動音痴あるある〜サッカーで強制的にGKを拝命する
小学生のやるサッカーには一つの特徴があります。
それは下手な奴ほど後方に追いやられることです。

上手い人ほど守備にまわる。
その方が試合になりやすいですからね。
そんなこともあり、子供時代の私に例に漏れず拝命された役割はゴールキーパーでした。
運動音痴に任された役割はゴールキーパー。
これが悪手中の悪手だということを知ってるのはどれだけいるのだろうか?
一般的に運動できない人というのは脚が遅かったりすぐ息が切れたりというイメージの方が強いでしょう。
だからサッカーならば走り回るようなポジションは向かない。
だから走らないゴールキーパーが良いという判断がされます。
運動音痴にGK
ですがこの認識は間違っています。
体力なんてトレーニングすれば付きます。
そして我々運動音痴には運動神経が悪いという説明がなされます。
運動神経が悪いということを運動音痴歴35年の私が簡単に説明すると、動体を把握して脳みそに伝達、脳みそから指令を介して動作に至る。
おそらくここの脳みそと末端をつなぐ神経の働きが悪い状態をいうのだと考えます。

運動音痴にとってただのゴロでも豪速球と同じなのです。
同じようなミスをFWでやらかしても良くある得点できなかった場面の一つとして皆の記憶に残ることはありません。
サッカーなんて得点にならない場面の多い競技なので尚更でしょう。
ですがゴールキーパーの場合、失敗即失点です。
相手チームのミスキックが自軍ゴールに向かってきて、蹴り返そうとしたら空振りをしてしまい奇跡の超ロングシュートを演出したり(触れてないからオウンゴールにすらならない)、捕ろうとしたボールが手の間をすり抜け見事に顔面というゴールに突き刺さる。
そうして見事にセンセーショナルな視線を浴びてしまう。
こんな経験をした人も運動音痴あるあるでしょう。
