非モテの生態解明

非モテの俺が実際にナンパしたときの心理とは?(4/6)~シカトされるってむしろ安心感!?

僕たち非モテが欲しいのはたった一人で良かった!

でもそんな僕らが全く正反対のナンパに手を出すのはどうしてだろうか?

今回のシリーズは実際にナンパをした当時の私自身の気持ちを振り返りのお話しです。

悪魔のようなプレッシャーから逃れるために、ナンパを決意した非モテ。
だが、非モテゆえに高い高いハードルにぶつかり、ナンパをする前から大混乱の非モテの脳内。

非モテは自分の頭の中右往左往
引けば悪魔のようなプレッシャー。
進めば脱線確実な非モテ暴走列車

意を決して非モテは暴走列車へ乗り込みます。

非モテの俺が意を決してナンパを試みた!(前編)~不安の第一歩
非モテの俺が意を決してナンパを試みた!(後半)~心ここにあらずの僕が辿る結末は⁉
今回からの記事はこの二つの記事の前日談や、途中の心の内、後日談となっています。
上の記事のネタバレになりますのでご注意を。

ナンパ地蔵すらもぶち壊す非モテのプレッシャー

さんざん脳内列車の暴走をひとしきりシミュレーションした非モテだが、やはり強いのは何もやらないことへの恐れ

脳内のカウントダウンを眺めるのは苦しくて、暴走機関車は町に繰り出します

町にでてしばらくは誰にも声はかけられません
詳しくはほかのブログに任せますが、いわゆるナンパ地蔵状態。

止まったら何を話せば大丈夫なのだろうか?

私みたいにコミュニケーションに難を抱えるようなシングルタスクではなくても、たいていの人間はここでとどまります。

ですが、非モテのカウントダウンの恐ろしさはこの恐怖を打ち破ります。

ここにきて話しかけるという進歩がなければ、非モテカウントダウンの時計の針はまた進むぞ!


こんな終末時計のデーモンのような非モテ心が私を突き動かします。

非モテによって苦しみ、非モテによって行動しだすという...。

シカトパワーで非モテロボット起動

意を決して第一歩

微動もなくそのまま歩みを続ける女性の姿を見た非モテの心はある種五月の風のように澄み切っていました。

どうせシカトされるわけだから大丈夫だ。

会話の流れを心配する必要はない。だって会話はないのだから。

無敵の特殊バリアに覆われたロボットのコックピットにいるような安心感非モテを包みます

無敵になった非モテはそのまま進み続ける。

自分の非モテ現実という敵をやっつけるような気分で、非モテロボットのコンディションは最高だ。

私は夢中になってシカトされ続けた
シカトされ続けることで非モテから一歩二歩と遠ざかることができる。
自分の非モテのプレッシャーから逃げることができる。
こんなに夢中になれるシカトなんて初めてだ!

ナンパというものは非モテの怖さを簡単に忘れることができる

前回も書いた通り、ナンパというモノは非常にわかりやすい段階を踏んで考えられている

一人の女性と関係を持つにはどれくらい声掛けを行っていけばいいのか。

実際この声掛けというノルマを一つづつこなしていた私にはもう何も怖いものなんてないという気分ですらいた。

怖さとは何か?

ここならば、非モテのカウントダウンという現実と、知らない人との会話に際し暴走機関車のように蛇行を繰り返す非モテな脳内のことだ。

ノルマの消化という喜びはこの恐ろしさをすべて見えないものとした。
そして、シカトに終わる安心感もあった。

爆走する非モテロボットの向かう先は?

ナンパをしてシカトされるというものは一見するととてもつらいことのように思えます。
ですが、シカトされるという現実が逆に非モテを自信つけさせてしまったみたいです。

シカトの安心感からナンパロードを爆走する非モテロボット。
次回そんな非モテを思わぬ恐怖が襲います。

最後まで読んでくれてありがとう。

  • この記事を書いた人

りょうた”元”塾長

「元」非モテの塾長。30年を超える非モテ人生の果てに現在の彼女と出会い、当たり前な幸福を手に入れる。自身の非モテ人生によって培われた感性で恋愛について雑多に語る文筆家。

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